ひる2

今朝みていたテレビ。
江國香織さん、南果歩さん、かないみかさんが登場。
女(中年)の人生のいろいろについて。仕事のことはあまりない。結婚、離婚、再婚、子供、親、兄弟、そうしたことの話。
 いままとめてわかったがきわめてドメスティック。
 きわめて。 
 
 彼女たちは三人それぞれが仕事のプロであり(作家、女優、声優)。仕事はもう十分実績あってこれからもできていける。ドメスティックな部分はこれからもいろいろあるのだろう。
 
 わけて考えるほうがおかしいのか。
 
 もしここに作家・俳優・声優である男性三人が集まったとするよ。
 かりに、辻仁成渡辺謙山寺宏一だとするよ。いったい彼らは何を話すかね>ドメスティックな話をするかね???
 
 いやしないだろう。なるべく彼らは「ドメスティックな部分」が仕事に現れないように、出てこないように、印象に付け加わらないようにしている。彼らはon his own  でこの地位を勝ち取ってきたかのような印象を好むはずだ。
 
 こういうことを考えていたのは、高橋源一郎のことを考えていたのであって、スキャンダラスともいえる彼の結婚離婚結婚離婚その他をつうじて、彼は露悪的にそのようなことをさらすことは一切していない(小説のネタにはしている)。
 
 まあ、よくかんがえたら女性だって、on her own で頑張ってしごとしていたのだから同じか。
 
 でもなんかよくわからんが女性が三人あつまって鼎談していると元旦那はこうだったみたいな話が出るのである。出ていた。山ちゃんのが出ていた。いるだけで、かさばる。うるさい(トイレでも一人で喋っている)。あれこれは声優さんだけ?
 
 いろいろわからなくなってくる。
 
 なんにせよかないみかさんが離婚したとたんに食事とかに誘われ交際を持ちかけられてうざったいというのはよくわかる、魅力的だからです。