よる3

読書メモ。「北の無人駅から」なにしろ厚い本なのでじっくり読んでいる。風景は、発見されて示されてその視点が模倣されることでひろがっていく。
 誰もその「素敵な感じ」を知らないわからないまだ発見されていないものは、無い、誰かに見られるまで。
 そしておそらく流氷も、嫌われたあとに好かれて、そして、そのうち北海道にはこなくなる、のだろう。
 気候の変化。
 ニシンだってこなくなった。