よる2

風呂からあがって帰宅、焼酎あおる。ぐわっと。
 
YJは今週は最悪につまんなかったが、3つだけ面白かった。
 カギューちゃん。えっと、決意して敵地に乗り込む姿の美しくあるべき。
 源君物語。乳も乳もふくよかなり。一回オナニーできればねえ。
 華麗なる食卓。超長期連載。ときどきお色気になりときどきマジになるが、しょせんカレーつくるだけのマンガである。多分この言い方が完全に正しい。
 どこの雑誌にもこういう「とにかく長い」ものがある。腐っているのか生きているのか。わからない。
 わからないがその中に魅力的なキャラはいる。今回のヘキルちゃんはとにかくかわいくて主人公の男に惚れているが絶対に成就しないことをぜんいんが知っている。全員だ。
 それでもエロ要員としての要素を全部持たされている。
 だからときどきこういう、元のメインストーリーとはとくに関係ない枝葉のお休み回の要員として使われる。
 気の毒かもしれないが、まあ。
 
 長すぎる連載は悪癖でもある。
 日本マンガは週刊誌月刊誌その他を通じてもう人間の生活に深く入り込んでからみついており、それなしでは生きていけないような依存を生んでもいる。
 
 同じく、アニメ。
 
 アニメで食っていく(声優さん)のが、生活が苦しい原因として、あまりにもその消費者(ハード消費者、DVDやブルレイを買ってくれてお金を落としてくれる人)の数が少なすぎるので、そもそものアニメで食うことのできる人口は少ないと決まっているのに志望者が多すぎるのが貧困伝説の原因であるという話。
 
 たいへんだねえ。
 
 でも好きなものに関わり続けることで同時に活きて食っていきたいと思う人口が多いのは仕方ない。誰でも嫌いなことをすすんでしたい人間はいない。
 
 ただ、他の人間が嫌うようなところで支えとなることを意識的に選択してそしてそれが対価と釣り合っていると思うようになる人間の数もまた、ある程度、いるのである。
 
 それが人間社会の多様性である。
 どんな社会であろうとそれを構成する人間が人間であるかぎりは。
 
 あれもう10時すぎたからDigの放送にいくよ。咲の「おねえちゃんは寒がり」BGMにしつつ。