ゆうがた2

これはいい。
 
引用
山内太地 @yamauchitaiji
声優になりたい高校生が多いので、よくこういう話をします。「食える声優は300人と言われています。ANAのCAは6000人です。声優はCAの20倍なるのが難しいのです。看護師は150万人います。でも、『看護師は難しい』と多くが諦めますね。ではなぜ声優にはなれると思うでしょうのか」
 
ふーん・・・・・
 
オレのついてる職は10万人くらいいて「そろそろ余ってきた」と言われている。でも、実際は、たぶんもっといていいはずの職だと思っている。オレが、だけど。
 
 そりゃね。オレだっていまこの年になってもナレーターになれないかなあとか憧れるよ。看護師ね。看護師は、実際には「勉強をまじめにやってあとは実習をなんとか根性でこなせばなれる」職である。しかも給料がいい(いま、引く手あまたですからね)。
 声優は難しいと思う。なぜならばタレント性とは数値化できない魅力なのだ。
 
 基礎訓練を真面目にやるだけの気力はあるだろう。その先に、運もあるし、形態もあるのである。顔。
 声はうまれもってのもので、ある程度は決まっているが、訓練でかなりバリエーションをつくることができる。
 しかし、性格、他人へのかかわりの作法などの対人スキルは、なかなかそんなに変えられない。
 
 たぶん作品ごとのオーディションをやっている審査する側の人もどのように採用する人を決めているかを明確に示すことはできないだろうと思うのだ。それは言語化できない世界。ほんのちょっとの差が決めてになる世界。
 
 だから枕とかいろんなダークな噂が出てきてしまう。
 
 この世にはまっとうな正当な公正な競争というものはないので、そのへんをまずは踏まえたほうがいいのでは。