酔っぱらって寝て起きたのだが、なんか食べかけのらーめんがころがっている。どうしてなんとか湯を入れて食うところまでいったのに、そこでちから尽きるのか。
眠いからです。
テレビをつけるとNHKで「28歳になりました」という番組をやっている。7年ごとの記録、とある。
地方の女の子である。
たとえば祖父につれられてノシャップ岬にいつもいって北方領土を見に行く女子。無口で人つきあいが苦手な彼女は病院の清掃などしていたがいまは家族で経営する民宿の仕事をしている。
たとえば瀬戸内海で島と四国とを結ぶ船の船頭をしている祖母の孫として生まれた娘。島暮らしを嫌いぬいたすえに松山で四国で暮らすようになり介護職に就いて。同じ介護職の男をつかまえて子を生し(なし)、2人生まれてめでたし。
NHKは、かなり残酷なドキュメンタリーをときどき放映しているし、かなり陰惨でもある。
こわい。
なんかぜんぶ「あんたの立っている土台はこんなにも壊れやすくて紙のようなうすっぺらさで、どうもならんのよ」といつも告げられているような感じですよ。
就職試験で「勝ち獲る」なんてね。
なにをしたっていうのか。
なにもしてない。なにもしてないから会社がつぶれるのである。
経営破たん。JAL。そしてその会社はなんか国費が投入されて、わからんうちに、経営が改善したりするのである・
なんだそれ・
おかしくないか。
女ばっかりだ。
このドキュメンタリーには女しか出てこない、
男みたいな属性はアウトであると。
どうもならん。