いや、別にそんなに深刻になってはいない。人生に悩みはつきもの。そしてオレの個人の能力、適正、技術、スキル、それらのものはオールマイティではなくてそれぞれ欠点をもち対応できないものを有している。
だからオレが、うまくいくときも困るときもある、のは、普通のことである。 「病めるときも健やかなるときも」というやつである。
失敗しないやつはパーフェクトであるがオレは当たり前のようにそんな人材ではない。
しかしまあアレだ。同僚があり、同僚がいて、それなりの運命共同体ではあるのである。
それはよかった。
なにしろすべては生々流転である。
とりかえしのつかない失態もあるが。それはそれで。
いままでにもいくつかそれしてきたから。置いてきたから。記憶にきざまれてあるから。