よる

東京駅にて。

本日を振り返る。朝、民宿の朝の食事。ごはんお代わりしほうだい。味噌汁、鮭、のり、タクワン、納豆。
納豆を美味しく食えるようになってて本当にありがとう。
さて、徒歩で行動開始。
野島崎灯台へ。遠くに見えるが、近い。すぐ。
そしてすんごくいい天気。抜けるような空。丁度9時で。、灯台がオープンしたところ。上る。狭い階段。上はさすがに風が強い。そして周囲の見晴らし。最高ですね。
降りてきても岬のさきが公園になっていて、芝生もきれいだし、本当にいいところ。
長くいたかったが、次がある。バスで館山に出て、マザー牧場へ。
一人で行ってどうなるかと思ったが、すごいところ。いいところ。管理された美しい森林。動物たちは苦労だが。
花盛り。
丘陵の見晴らし。
内房は、野生でもある。
バスで降りてきて一路稲毛海岸へ(ゆうじんの結婚式二次会)
みながいい人だった。同級生は有り難い。珍しい。

そんなんで今からあさまで長野県にかえる。

よる2

帰宅した。長野県の自宅である。自宅だいすき。おちつくことこの上ない。
 
 本当は写真などをアップしたいところだが後日にまわす。
 
 本日は、最後に、稲毛海岸で専門学校の同級生の、結婚式二次会に参加して、そして新幹線で帰宅したわけだが。 
 このこういう「催し」で、満足を感じることってあんまり今までなかった。つまんなかった、といいきってしまうこと多し。
 しかし今日は、おおむねいい回だった。
 
 なにが今までと違うのか。ここで外に原因を求めるのはやめて、おそらくはオレが変化したのだ。 
 
 つまり。
 ああ同級生って有難いなあということで、たとえば授乳中のおかあさんは暖かい感じだし、新婚の女子は新婚である。新婚の男子は新婚だし。
 新郎の妻は新婦だ。新婦に「一目ぼれだったんですか>?」と質問したら、「いえ、でも、かわった生き物だなあと思って」と答えた。これは特筆すべき答えではないだろうか。
 
 同級生はいろいろな人がいて、未婚もいるし、既婚だがこれから子作りという女子もいて、産科に通うのはいいが、たとえば排卵日をスケジューリングして、さあ今夜は最高のコンディションですよ、と夫に告げるのも、なんか違う、って正直な感想もきいた。
 
 そりゃそうだ。
 
 世の中がいろいろ胎動したりしている中でその動きがわかる感じはうれしい。
 
 さて急に話はかわるが日本人はここ30年くらいで急激にいろいろ変化したと思うのでその変化を箇条書きにしてみたいと思う
・自転車(ロード)人口の増加
・サーファー増加
・サングラス人口増加
・未婚化
・服装コードがゆるくなった
・あそびたい気持ちの肯定
・いわゆる「お笑い」の使うトークのコードが日常を浸食した
 
このへんがオレが一泊二日の房総放浪で感じたことのまとめである。
 
 家族価値みたいのは、上がったかもしれないが、同時に多様化があるので、それで相殺されている感がある。
 子作りの大変さは、オレがしみじみ聞いてみたいテーマだが実現するかわからない。でも忘れない。

よる3

旅行の感想を忘れていた。
 
 なんというか、オレが「有難い」とか言いだすのは珍しいので、おそらくオレは、不調からの回復にあるのである。どこにも行かなかったし。花巻いったか。それからまたしばらくなあ。
 
 房総を、「伊豆」との比較で昨日書いたが。比較はあんまり意味ないな。
 房総は観光半島であるが同時に「農業半島」でもある。この二日間で農業するジジババを何人みたか。200人は下らない。
 土地があればなにか植えるやつらである。
 まあ漁民も確かに仕事していたが、これも「ジジババ」であった。
 とにかくマメに働く人はジジババでありしかも第一次産業であった。漁撈民であり農民であった。
 
 若い奴がいない。
 
 オレがみた若いやつはみんな遊んでいたし、都会に行こうとしていたり、カップルで待ち合わせしてたり、その他、家族で若いやつはとにかく楽しもうとしていたり、動物と遊ぼうとしたり、食い物に夢中だったりしていた。
 
 なんで旅行でそういうことを見ているのかは別として、とにかくそうだったのだ。
 
 バスの会社も運転手もジジイだったりババアだったりした。民宿の主人もジジイだったな。
 
 なんだろう。
 このコントラスト。
 
 なんかおかしいのである。個人に重きを置くとすると、この「遊ぶわかいの」は、年をとったら「遊ぶ古いの」になると想定される、そうするとこの世には働く人がいなくなると想像できる。
 そんなん困るではないか。
 どうしてオレの見た働く人は皆老いていたのだろう。
 
 まあGWだから、若い奴が働いていたけどやっと休みがきたので、おおっぴらに、ハメをはずしていると考えるべきなのか。普段は働いているから。アリのように。
 
 まあそうですか。オレの職場だって少ないけど若いのいるしな。働いているしな。懸命に。
 
 でもオレの旅行の感想が「第一次産業人口の老齢化の深刻さ」でもあったのは本当だ。