とりまえず、大阪15日ワンダ紺までなにもない。のである。ノーマルな日常がことしもはじまった。バイトと学校。大変平和でよろしい。

をよみはじめる。大変おもしろいのでくいくい読む。「明暗」からはじまって、「夜明け前」まできた。この本のおもしろいところは構成の分析に力が入っているところである。すなわち形式である。型である。FORMである。そっちを重視するのである。むろん内容を無視しているわけではない勿論。加賀せんせいといえば私にとっては「湿原」である。大変、感じ入って読んだ思い出深い小説なのである。刑務所の中という場所について、ああそういうところなんだって感じたんであるそれは昔昔私がまだ10代だったころのことであった。