カラオケでさわぎ、プリクラをとりまくる、海の見える堤防にふたりで腰掛けて、朝焼けを見る。二人であるく、海際の欄干をからんからんと片手ではじきながらあるく、あしをぶらぶらさせる、キャミだけでふらふらしてても寒くない夏休みの直前のオール。
 街だけど、大自然でもあるところ、風がわたり水がきらめく。
 親にも怒られない。