雨。
しあわせ。いやーはやく家に帰るって、とてもいい。
昨日の続きだが、声優さんにとってのアニラジとは、「仕事の一環」である色合いが濃くて、アイドルさんにとってのアイドルラジオとは、「仕事のヴァリエーション」だと思う。変奏である。仕事そのものである。
 わかりにくい分け方をしたので、書いてみようと思う説明を。
 アイドルのラジオーアイドルの本業が何か、と言われると、難しい。歌って踊るのがアイドルだと言う人もいるだろうし、ただそこに存在するそのありようがアイドルだ、という人もいるだろう。簡単にいうと芸能人でタレントだ。それは例えば「楽しそうにしている姿をTVやラジオで露出する、その楽しそうな姿を見ることで視聴者聴取者がよろこぶ、もって番組が成立する」というものだと思うのよ。
 一方、声優さんのアニラジとは、私の考えであるが声優さんは厳密にはタレントではないと思うので、ここでは「技術」をもって楽しい番組をつくることが求められているのではないかと。それはどういう技術でもいい、萌え声で楽しませてもいいし、いいハガキ職人が集まってきてもいいし、フリートークが面白いのでもいいと思う。
 なんか思いつきで書くが、テレビの伊集院はタレントであり、ラジオの伊集院は「技術でもって楽しませる人」だと思うのよ。
 で。
 まあアイドルさんのラジオでも、技術が高いにこしたことは無いのだが、基本的には「あーりしゃこがオトナぶってる〜」だけでも楽しいんである。一方星の数ほどあるアニラジがけっこう生まれては消える泡の如しであるのは、ラジオ(の、喋り)の技術はそう簡単なものじゃないということの結果である。
 でもどうしてその人(パーソナリティ)がスキかというのは、また、ちょっと脇にある別の問題だよねえ。