しかしFMは容赦なく、このシーズン、クリスマスソングを流しまくりである。それがラジオの存在意義。ラジオは必要以上に季節の風物詩に敏感でありまたお題目のようにとなえる。節分、節句、二十四。
いったいなにがそんなに人をして区切らせるのかクリスマス。ジーザスは裂け目をつくった人である分節。
いったい。できるかぎり単純に生活したいのに。というか十分単純化。単純というのはできるかぎり無能で、年賀状のこないように生活するってことだ。たちきり。
知っている、それはいわば社会的死。