オークス終了、1000円しか負けてない。いやそれはよくない結果だ。全然人気がなくてもG1で連続2着のエフティマイアであるが、これからどうなるのか。さあ。あと毎週内田を応援しているのだが、なかなかきびしいのう。来週はダービーで、また内田を応援はするけど1000円しかつかいません。クリスタルね。
ギアスR2.いやー来週は変な実写の特番って誰も喜ばないし、今週見ておいてよかったわ。100万人ってあのくらいかしら。100万人が徒歩で移動するのってすごく時間かかるだろうね。たいへんねえ。
紅08話「自愛と臆病と」。いかにも風雲急を告げることがはっきりとみてとれるような、その直前の幸せの高まりが。紫がはやく大人になりたい、いま自分がこどもであることがくやしい、しんくろうにいろいろしてあげたいと望むことを口に出して素直に言うところが、極限といえば極限。いまがいちばんいいというしんくろうの発言は、そこが頂点であることをあらわし、頂点をすぎれば下るしかないのだが、はたしてそこからまたのぼることができるのかできないのか。それにしてもすこし戻って、紫の、素直に自分の思っていることを口に出すところは美点であり、あんまり余人に真似のできるようなことではない。そもそもこどもは、こどもであることをくやしいと思っても、そのことを自分のために思うことはあっても、他人のために自分が無力であることを自覚して悔しいと思うことはそれ自体すでに大人であることの証拠であると思うから、めったにこどもは他人のために悔しいなどと思わないーという風に私は考える。考えて、紫の言葉があまりにコドモらしくないということと、同時に、真に紫らしい言葉だなあと思う。紫という個人の個性の、もっともよくあらわれた部分だと思う。それは、ストーリーのはじめから首尾一貫していて、まったくぶれるところがない。そういうことがハイパーリアリティなのではないかと思う。アートにあらわれる超現実主義のようなものと思う。あまりにリアルを求めたために、ありえないほどの細部がくっきりと現れたような。
ともあれ08話は美しい脚本だった。紫を抱きしめるシーンでこちらに紫の髪の感触がつたわってきた。いいアニメだ。