いやーっ、よかった。すんごくよかった。期待して見に行って、期待以上によかった。高いハードルのさらに上だったよ。
 
なんだろなあ、愛理さんは今までに見たことある愛理さんの中でもっともBadConditionの愛理さんだった。超ハスキーなヴォイス。明らかに喉どっかおかしい。でも今、今日できる限りの最高を見せてくれたと思う、
そんなとき助けてくれるのが雅ちゃん。悪く言うと平均的な歌を歌う雅ちゃん、飛び抜けて「歌姫!」とまでは天才的ではない雅ちゃん(ごめん)。でも逆に言うと、いつも安心安定していて、決して崩れることがない雅ちゃん雅ちゃんのConditionが明らかに悪かったのを見た事がない。だから絶対、助けてくれる。
それとは関係なく、いつもありのままの桃子。大事なところで音を外す桃子。MCではだれよりも牽引してくれる桃子。自称リーダー。たしかにリーダー。
いろいろあったが、簡単に言うと後半の生バンド登場からの運びのあまりにカッコイイ展開。
しゅごキャラ!の数々のOPEDたちが、さすがのノリを展開する中、オレ個人的に最高だったのは「じゃなきゃもったいない」だった!なんか渋いんだ。しかしAメロの低音がやはり難しかった、声がうまくマイクに乗らない、しかしサビでは開放感を十分に感じさせる弾けかた。だから胸はって行こうー笑ってる方がいい、じゃなきゃもったいないじゃん? それがBUONO!のテーマだと思うんだ。頬に指あてて、にっこり。笑顔。明るいロック。
 
しかしそれとはべつに、「星の羊たち」 のリリカル全開ムード。あまりに声質の似ていると言われる愛理さんと雅ちゃんであるが、今日に限ってはハスキーVer.の愛理さんであるため、デュオ部分で重なりのズレを味わうという特典(なんでもプラスに考える)。
 
もちろん、アンコールが感動だったのは言うまでもない。君がいれば。Tシャツとリストバンド、髪にもなにも飾りつけないシンプルなスタイル。キーボードのみの伴奏。ありのまま、未来への決意を歌い上げる歌詞を、ストレートに表現する3人。素敵だ。
 
携帯電池切れそうで無念ながら東京駅23番線にて中途感想の幕。