だがもう少し。
なんとなく、「ながら」廃止に怒る鉄ヲタとJRの関係も、似たようなものに思える。JRは鉄ヲタを顧客とおもってないのである。もっとたくさんいる、ファンじゃなくて、ただ利便性のために鉄道にのる顧客が顧客。彼らが夜行快速(指定席)に乗らないならそれ廃止しましょう。
鉄ヲタにとってのJRとは神(供給元)であると同時に死刑執行人でもある。惜しみなく与え容赦なく奪う。
そこらへんに、いろんなジャンルを横断する「ヲタにとっての神=クリエイション元」と、それらのヲタとの、関係を規定するものがあるのではないか。ヲタというのはたんなる崇拝してる宗教信仰とは違うのである。なにもかもが過剰。よろこびも、かなしみも。愛憎ともに深い。
かといって供給側にまわってしまうとこれがつまらないのである。鉄ヲタの中で、自分たちで鉄道を運営して楽しいのはごく一部である。アイドルヲタがタレント事務所を開設したところで雇い主になったらヲタ活動できない。できない。愛してるのとタレントを育てつつ事務所の利益を最大化するのとヲタとして愛憎ともにある想いを贈るのは全部別々のことだからである。
いろいろ混ぜすぎてるきらいがあるのでこんどこそ今日の分おわり。