よる

反省:渡しの船のチケット買うとき、単身なので、名前住所を書くのだが、帰りに帰ってきたとチェックにいく必要がある。それを忘れて帰ってきてしまった。恥ずかしい。忘れる動物。
 
景色:いつも思うが南伊豆の海ぞいの道を車で走っていると極楽というか天国というか、この「海を見下ろす感じ」は、たまらん。しかもその海がだだっ広いのである。山をいつも眺めているのは自宅だが、海は貴重品である。
 
寿命:ウシガエルの寿命は40年以上(「ダーウィンが来た!」から。)
 
読書:ビーチ(石だらけ)で読書していた。「遠い太鼓」と「第四の手」を読んでた。村上春樹アーウィング。飽きない。第四の手、は、マーサズ・ヴィニヤード島でのJFKジュニアの小型航空機墜落を題材に使っている。ということは1999である。なんと38歳だったのねえ。わかいわ。
 「遠い太鼓」は1980年代の終わりの方で村上がヨーロッパを転々としていたころの旅行記滞在記である。
 この文庫の後ろの方には「急激に変わっていく日本」と、「アメリカに滞在して住んでいる村上の(欧州についての)述懐」がある。ふうん。
 そういうものをだらだらビーチで読むというのはどういうことか。まあ「どうでもいいわ」である。
 そういう体勢に慣れていかんといかん。天気には勝てん。
 まあそんなとこで村上の書くギリシアのビーチでヨーロッパ人がトップレスでうんぬんなんてとこを読んでるとなんだか目の前の光景と比べてしまうのだが。
 もちろん日本にはトップレスなんていない。
 家族か、あるいはカップルがいる。
 こちとら単身で一人海水浴である。個人的には一人焼き肉(やったことある)よりは難易度低いと思っている。
 なかなか難しいが、満足度は、けっこう高い。
 なんだかんだで、海に浮かんでゴーグルごしに海中を覗いている感覚というのはなかなか貴重度が高い。シュノーケリングなので息はずっとつづく。
 なんなら永遠にこうしてふわふら波で浮いていられる。
 
 帰ってきて器具を水洗いして陰干しである。次つかうのはいつか。種子島(9月)までの間でまたいけるのか。午後をうまく使えないとなあ。二連休ないとそれはできないんだよなあ。