ゆうがた

帰宅した。
 ハンバーグだけどね。まあオレが疲労困憊していたというのもあるだろう。しかし、本当に、やわらかくて、肉汁に満ちていて、たっぷりのデミソースとの相性も抜群だったのだよ。今度あそこ通ったらまたぜったい止まって食う、ってくらいの。たぶん、人によると思うのだけどなあ。つくってる個人ね。
 ではお写真を・・


















 まずはここにあるのは「ひがし茶屋まち」である。
 オレはけっこう真剣にこのような「昔の建物を生かしていまも現役で使っていてかつ品格がありなんか媚びて無い感じ」がスキであり、そのためにこのように写真ドーンとのせてみた。しかもゆうがたである。
 店は、昔は「茶屋」であるからつまり遊郭の待合であり、・・
ちょっと借りてくるか・・・
「料理茶屋の多くは貸席的性格をもっていたが,その中から貸席専業の待合茶屋,席貸(せきがし)が現れ,さらに男女の密会を専門とする出合茶屋(または盆屋(ぼんや))が分岐した。遊郭には編笠茶屋, 引手茶屋 があり,茶屋と略称されることがあった。」
 なるへそ。
 
 それにしても現代のここは「昔(江戸時代)ふう」であり、かつ、料理屋・金箔屋・麩屋・細工物の店・カフェ・うどん屋・土産物総合・ジュエリー屋
 などなどである。すごいわ。どのどれひとつをとってもオレが関係ないのが惜しいところだが。
 東信は海野宿なんかも街並みの再現はしているが店としての機能はとてもおいつかない。
 まあ、加賀百万石の跡であるからこのくらい豪勢でもあたりまえなのかもしれない。
 
 どうじに加賀も越中もそうなんだけど、信濃とくらべて 明らかに仏教的な宗教的な色が濃い。
 なんというか「ここはそういう土地なのです」と言っているかんじ。
 
21世紀美術館関連


これは蔵。普通にまちなかにあるなあ。と、感じた。
 

昼の、美術館前にあるカラー・アクティヴィティ・ハウス。あくまで昼。
 
これが夜になると。
 













どうでしょうか。オレはこれきれいだなと思って夢中でスマフォのカメラをどんどん活用していました。夜に光あれば色が発生する。それがオレの網膜に届くわけです。
 いいたてものはいい・・・・
  
 写真はとれないことになっていますが、中庭的な光庭でのゆうがたの「プール」だってすごくいい光があったし、ゆうがたのダレルの部屋だってすごくいい光景だったんだ。
 でもそれをたかがスマフォなんかでイリーガルに写真とったとてなんにもならない。
 
 空気が時間のあるところでとてもいい感じになることがあれば、いいと思う。
 
夜の美術館遠景










21世紀美術館のよこに移築された茶室、松涛庵(しょうとうあん)・山宇亭(さんうてい)。






 
兼六園。はじめのほうは、休憩所の並び。休憩所群も規模がでかいぜ。まあ金毘羅さんにいったときも休憩所街道って感じがあったからなあ。おおきい昔からの観光規模ってもんがあるんだろうなあ。




















いやーマジでお弁当もっていって朝に入ってゆうがたまでずっといてもいいところだと思うね。

 
あとでヨルにその周辺とか徘徊したけどそれもまたよかった。城の庭園だし、つまるところたかいところに配置されており、周囲に、そこより高いところから睥睨されるような危惧もないもんである。
 それがお殿様の庭ってなもんだに。