今日は旧三笠ホテルをみて、あと前橋までいって「世界にひとつのプレイブック」みてきた。
旧三笠ホテル。オレひとりが客とはどういうことだ。落ち着いてみられたけど。
なにしろ移住を決めたので、いまのうちに長野県の名物は見ておきたい。
万平ホテルも泊ったしあとは三笠を。
しかし三笠の別荘地はすごいね。邸宅だらけだ。
ふるいホテルは好きです。とくにフロントの木のカウンターが豪奢ですごい。いろんなカウチや椅子類がすごい。すわりたい欲望を抑えるのが大変だ。
「世界に」。
もともと火曜たまむすびで勧められていたのを記憶していた。町山さんいいねえ。
アカデミー主演女優賞の演技である。すごいわ。しかしパンフを買って読んでわかったけど、監督もすごい(ダメだった)人なのね。双極性障害。
したがって主演男優の演技もすごい。みていたくないありさま。元妻が浮気でおかしくなって接近禁止令出ている。ストーカーじゃねえか。
みていたくないありさまなほどの演技ということである、その暴れっぷり。
いやー巨乳はいい、ゆれる、ダンス、はしる、ダイナーで大暴れ、いいわあ。
いつもこういう「出てくるやつがみんなダメなやつ」な映画が好きだ。みんなでなくとも。
まず真っ先に思い出すのが「パンチドランク・ラブ」で、この映画のことを何回日記に書いただろうか。かんしゃくを起こす男がなんとか愛をなんとかする映画である。名作。
「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」。何がいいってグウィネス・パルトロウ。かわいくて頭のいい少女だったけど人生は失敗。でもいいじゃねえかもう。
「リトル・ミス・サンシャイン」全員ダメ映画の代表。すばらしいです。
たしかにヒロインは、はじめの顔と最後の顔がぜんぜん違う。きれいさが違う。こういう映画はいい映画だ。スクリーンで見てよかった。
そしてグラマーの魅力だった。
アカデミーの授賞式ではダイエットして出てきていたということでそれは残念。あのふくよかさがいいのに。