ゆうがた2

そんな、株で大損したという
「不法侵入」ショックをうけて、読書。「暇と退屈の倫理学」注を除いて読了。
素晴らしい読書体験だった。
人は考えるなんてことはしたくない。
人は快原則に従っている。
人は何かを新しく接して理解する過程で理解とはどういうことかを学習する。
人は色々な環世界を生きている。それぞれにすぐ馴染んでしまう。すると受け取る情報が少なく薄くなる。
反応しなくなったということだ。
いちいち考えなくなる。
ドゥルーズが映画や音楽に親しんだ話はとてもアカルイ印象をうけた。それらは受け取ることの経験を重ねることなのだ。消費ではなく、この本の用語で言えば浪費である。