よる

暑い。
 
 職場で夏バテしているという同僚に夏バテ大丈夫かよと声をかけ逆におめえはメンタル大丈夫かよと声をかけられた。いちおう大丈夫でございますと返事するもどう返事したやら。こわれそうなのは事実だがなかなかこわれない。 
 
 どういうときに壊れるかというと、仕事をしていて、このクライアントにはこのくらいの程度でいいかの対応をしていてそれが「不十分である、不作為の犯罪である」と断罪されたときが壊れる。
 
 職場がいかに風遠しわるいなあと思っていてもそれなりのくだらん雑談ができないわけではなくてできるときもあるしできるとそれなりにうれしい気分にはなる。
 

 
 べつに生きていなくてもいいくらいの。
 
 昼に本当はおいしいランチを満腹になるくらい食いたいのだが午後の仕事で客先でトイレかりるわけにもいかず、最近は小食であり食うのは夕方になってからだ。ラマダンの意味がさいきんなんとなくからだにしみて感じることがある。日が暮れて以降にすこし生き延びるための食い物を食う。
 
「断食はヒジュラの道中の苦難を追体験するために行われるものである。」
 
そうなんだね。健康とか関係なく、純粋に宗教的な体験を行うもの。