それこそアテンションエコノミーの
典型が
「芸能人」ってやつで
何の芸能だかしらんが
それが注目をあつめるのはTVという民間放送の
おかげなのか
まあTVを含む
メディア
もとは劇場しかなかったはず
むかしから
劇場に人をあつめて木戸銭とって
それがいまTVで
TVで人気をあつめれば
その番組にはCMをつけることができる
我慢してcmをみてくれる人がいるから
というだけのことだったと
思うのだが
そんな世界によくもまあ飛び込もうと
他人様の職を貶すとは
職業に貴賤は無いと
いう
いうけどね
まあでも板倉さんを可哀そうというか
可哀そうに見えるだけだけど
そう見えることで金を稼いでいるならそれをとめることも
できず
今でもよく覚えているのは日テレで
ダウンタウンのやつ
「ガキの使い」だ
昔にまだ山崎方正が落語家やりだす前で
おもしろくないのにずっとレギュラーでいて
なんか
一人で客あつめて舞台やる企画があって
おもしろくないことにキレた山崎が舞台から
暴言をはいて舞台を駆け下りて劇場の外の道路まで
飛び出して
飛び出したところで終わり
という回があった
よく覚えている
こうやってみじめな人をさらしものにするタイプのテレビ番組
があるんだなあと思ったが
そういうやつは今でもたくさんあるし
結婚相談所にきた女
とかね
そういうふうにTVはつくっていて
どんなにみっともないものをさらしものにするものでも
とにかく見てくれればいいというのは
コタツ記事つくりつづけるネットのそれともまったく同じで
アテンション
みにくい世界だなあと
思うが
程度の差こそあれ生きてる人間はだいたいがみにくいものであるのは
承知しているので
オレもまたみにくい一群のひとりである
わけだなあ