だいたいが、しみじみしている。「アコギ1本でひく[forフルーツバスケット]の動画」を見て涙したりしている。いやーもう思い出せないんだけど、でも買ったんだよなー、この曲。シングルCDで。
あと、私の頭の中で、矢作紗友里さんと成田紗矢香さんがどうも変に混ざっている成分が。漢字をみた形象に印象が。ひっかかり混同。紗という一文字しか同じでないのに。
今日の赤ずきん
なかせる。泣。簡単にゆって悲哀である。そして人情。牢獄につながれているグレーテル(声・矢作 紗友里)を見舞うランダージョ。言葉こそ棘のあるものの、そこはながいことサンドリヨンの下で無茶を言われつつも働いてきた同僚である。まあ同僚じゃないのかもしれないが。それはいいや。ランダージョはおでん缶をグレーテルにさしいれ、グレーテルは「ありがと」。日頃つんつんな娘だけにたまにきく「ありがと」は大きい破壊力。いやそれは脇の話題。ランダージョは思う、あれ(幽閉中のグレーテル)こそは、「役立たずは我が軍にはいらぬ」と見捨てられた者。
 そんな兄さんを助けようとブレーメン遊撃隊の面々はみずからナイトメアリアンになろうとしたが所詮不適合、うまくいくはずもなく、やさしい三銃士側の配慮により元に戻る魔法でCure、しかし副作用で以前の記憶をなくしてしまう、もはやランダージョは兄さんでもなんでもなくただの人。彼らが故郷に帰っても、ランダージョの帰る場所はサンドリヨン城である。なぜ、逃亡したりしないのか?よくわからない。グレーテルがまだサンドリヨン城を出られないのは兄たる愛しき兄ヘンゼルのもんだいを片付けないといけないからだが、ランダージョはなぜ。ランダージョを見ていると、「こんな会社、くだらねえ仕事ばかりだ」といいつつ、昼間はそれなりにヘボ仕事に精をだしている駄目社員を思わせるものがある。彼の人生に会社は欠かせないものであり、上司にいくら叱責されようとも最早パーソナリティの一部になってるからそう簡単にとってはずすわけにもいかないのである。きっと、自由の身になったなら、ランダージョは何をしていいかまるでわからんのである。いまさらフェルナンド側に立ってみても、しっくりこないのである。どうだろう。しっくりこないながらも第二の人生というかなんというか、スーダラになんとか生きてゆくのだろうか。
ところで次週はまたグレーテル様が活躍あそばすようで大変たのしみです。