書かないといけない気がするんだが、もう書かなくてもいいような気もする。でもちょっとだけ書く、まなびストレート、最終回。
 いい未来、幸せな結末。どうして、考えうる中でもかなりのいい結末、幸せに、なってもいいじゃないか。合併は、形式を変えることなく行われ、校歌も校名も元通り、生徒会には後輩もできたし、生徒会室は再建がはじまろうとしている。あの、廃墟のPVは何だったのかなーという気もしないでもないが、いいじゃないか幸せで。幸せになることを恐れてはいけない。できるのならば幸せになる、さっさとなる。
 関係ないのだが、もう骨がらみになっているマンガがある、はみだしっ子。故・三原順。私のこころとか知恵とか警句とか、ほとんどがこのマンガから引用したり参考にしたり。さてその中で今日は、つまりマックス君のことである、他人はマックスのことを能天気とかひとりだけ苦労知らずとか言うが、あれは、「先に幸せになることで、まわりの他の人をも幸せに導く」ことのできる大変よい才能なのだ、と。たしかグレアムが孤児院のあの子にそうやって解説したんだ。えーと原典をみてこよ。(中断)
 そうそう。ミッジだ。わたくしの手元にあるのは愛蔵版全5巻の2巻で、359ページ。つまり、誰かが不幸なままだから自分が先に幸せになるわけにはいかない、と、互いが言っていると、永遠にどっちも幸せになれない、と。わからんと思った方はぜひマンガ喫茶などで読むといいと思う。花ゆめコミックスだと「奴らが消えた夜」である。
 あれー。そのことと、まなびの最終回と、どういう関係があるって?
すいませんあんまり関係ありませんでした。ちょっと類推で思いついただけです。
 えっとね。言いたかったことは、別に、マイナスな出来事がなくったってドラマは面白いよってことだ。みんな、それなりの進路を決定したし。というか、こういう最終回を出してくるとは思ってもみなかったんだよなあ。みんなの進路が、提示されるなんてさ。しかもかなり細かく。めぇちゃんと多佳子様が大学で机をならべてる姿に萌えない者がいようか、いや、いない。ツンもいいかげんにしろである。多佳子様ってやさしいなあ。理想だなあ。頭いい、背が高い、髪長い、やさしい。あれあれ。あと、細すぎない、太すぎない、胸大きすぎない、胸小さすぎない。理想。だんだん高まってきた。
 まなびがフリーターというのはいいと思う、なにか具体的な職業にはめるとイメージが小さくなってしまう。大物はつねに何やってるかよくわからんところが必要なんである。むっちーの実業団はソフトの続きだろー。妥当。桃ちゃんのよくわからんジャーナリズム専門学校は、まあいいんじゃないでしょうか。ちゃんと路線を継承してる。
 んで唯一、突然アメリカいくと言い出したみかんだが、それまでに何か伏線あったけ?思い出せない。まあ、いい。多分必要だったのは、みかんに、「いやだ、学校卒業なんてしたくない、みんなとバラバラになんてなりたくない!」と言わせることだ。アメリカなんて遠いところ。なんでわざわざいくのかしら。でもいくんだね。
 車で成田へ行く(成田だよね?)ときにめぇちゃんが運転というのがまたいいなあ。めぇちゃんとPCは相性よくても、めぇちゃんと機械は相性悪そうだからなあ。機械は多佳子様とかに任せておけばいいよ。ああ、多佳子様とめぇちゃんで二人でドライブ。美しい。貴。馨。いろいろかなり激しく妄想できる。
 そんでもって一時帰国(だと思う)で5人で集合して学校に「すぐ消えるスプレーで落書き」だよ。やっとはじめからのOPにつながった。しかもこの最終回はわざとOPを出さなかったという細かい。たまらない。思えばOP映像、ぶれるカメラ、夜と明け方、5人しかいない学校、思えば何回夜に学校に忍び込んでうろうろしたことか。動き。動きはあちこちでいろいろな人が解説してくださってるから言わなくていい。ただ、OP映像と、「A Happy Life」を聴いているだけでものすごい多幸感が押し寄せてくる。たまらないと思う。
 そう、Happy,幸せ。みんなで幸せになろうよ。ということだったんだと思うのだ。