ef - a tale of melodies
07話。
 久しぶりに見るのを再開した。まじめだなあ。私は凪さんが好きですがこの人ぜったい幸せになれないタイプだよなあ前にも書いたけど。そしてあとはちょっとコメントしづらい人がつづくが、とりあえず、とりあえずどうしよう。まあ最後まで見るしかないか。
・。。・。・。・。。。。。・。・。・
注。「まじめだなあ」は、決してオレがマジメな視聴者という意味ではなく、「このefというアニメのストーリーは本当にシリアスで、というか英語の単語の
serious
がふさわしい話だなあ」
ということを言いたい意味です。登場人物が全員、マジの上にもマジ。
そういう意味では「ギャグ・コメディのアニメ」以外の話は全部そうであるはずなのだが、なかなかそうともいいきれない感じがするのだ。
 。。。。。。
 いや、ちょっとちがうか。
 何度となく引き合いに出しているが。「とらドラ!」を見ていて読んでいて思うのは本当に北村のことがわからないことである。ちゃんとした人物であるという設定で男子からも女子からも信頼と人望がある、にもかかわらず、彼の「意志」は、ちょっともわからない。そういう人物を「マジメ」であるとは言いたくないのだオレとしては。いや、そういう人が重要な登場人物であるところのアニメは「serious」の名にはふさわしくないとおもうのだ。
 じゃあ何か。
 デフォルメ、なのではないか。
 とらドラ!は、かなり、ほんとうにseriousと言っていいような人物造型の及ぶ範囲が限られている。いわば大河とりゅーじだけが「リアルな人物像であり、運命の中心のニ連星」であるのだった、だからその周囲にいる人物たちは基本的に「わかられなくてもいい」んじゃないのか。みのりんのことも、りゅーじの母のことだって、オレにはわからんよ、見ていても。それぞれの想いとか全然わかりません。
 そういう、わざと、周囲については焦点をぼやかすのは、現実をリアルに等距離からうつしだすリアリティの出し方とはちがうだろ。いわばデフォルメ。いやオレが正しい用語を知らないだけか?