余韻とか

というわけで今日は仕事だがはじめていった北アの余韻にひたってすごす。よく、ライブとかにいくとその余韻で一日以上すごせるのだが、山でもできるとはね。
ちなみにオレがいままで一番余韻をすごしているのはゆかりん公開録音とほっちゃん公開録音とどらデン公開録音と----とにかく声優さんの公開録音がいちばん余韻度が高いね。ああもちろん学園祭でのイベントとかもそうだけどね。近くでトークを聞けるのがいちばんいいのか。それはおそらくはリアルでの「会話」に一番近いからではないか。
 話がそれた。
  
 まあ北アに今度いくのは14日かあ。天気いいといいけどなあ。雨が最悪なので雨だけはさけてほしい。雪ならOK。
 
 今日はサンデーと、「バクマン。」4巻を買った。
 サンデー。神のみを読んでいるとこの作品はものすごくおもしろいけどどこまでいってもコメディーなのかなあと思った。肉欲とか出てこないと思う、たぶん。ソレが不満?いやそんなことはありません。マンガにはそれぞれ守るべき範囲というものがある。
 KING GOLF、このプレッシャーの描きかたいいなあ。リアル感がある。「トラウマイスタ」での、過去のトラウマとかの襲ってきかたの描き方にも同じようなりアル感を感じた。
 バクマン。4巻。 あらためて、ジャンプ連載で全部読んでいるけど改めてここでまとめて読んでみると、「区切り」をすごく感じる。このマンガは「大きな流れ」というものがあまり無い作品なのではないかと感じる。つまりこれは「ストーリーマンガとは少し違う」ものに感じる。ではなにか。もちろんギャグではないのだ。
 小さいエピソードの積み重ね。
 いまとつぜん「BAR レモンハート」を思い出した。
 いやそれはいい。
 バクマン。というマンガが、小さいものの積み重ねというのは、たとえば、蒼樹と中井の公園さむいマンガ描きエピソードの回を見ると、それはそこだけの話で結局中井さんよかったねの回である。TRAPをどうやって4回目以降つくっていくかについては、なんというか結局ノウハウの話である。
 もちろん一本大きい縦の筋はあって、「サイコーが本当の大ヒット作をつくる」というのがそうだ。そのために一生懸命やっている。ときには女にうつつをぬかしたりもしているが、大ヒットでアニメ化のための起爆剤だからそれはいい。
 しかし大ヒットをつくるよりは「生き残り」の方が大変な世界だ(というニュアンスが帯にもある)。
 担当と衝突したり、他の作家とかぶったり、病気になったり、いろいろあるのはもちろんリアルの漫画家世界がそうなんだから当然だが、そのリアルさはあくまで現実から立脚したものであって、「がむしゃらに生き残る」ことの範疇である。
 それをみていると、結局オレが何をいいたいかというと、
1、がむしゃらに生き残るためにその都度いろいろ苦労をしている
2、その都度の苦労はそれぞれがけっこうバラバラに見える
3、いろんなエピソードが入って、主人公以外の部分もまたリアルにいろいろ進行しているがそれもまた主人公の道行きからみると枝葉に見える
4、つまるところ元々の縦筋をときどき見失ってしまう(読者が)
 
 ということを、オレは言いたいらしい。
 
 まあ他に類をあまりみないマンガだからこれは仕方ないのか。
 
 前から気になってはいたがオレはたぶん見吉がスキだ。4巻を読んでさらにそう思った。巨乳で、だいたいなんでも言うこときいてくれて仕事に協力してくれてベタぬってくれて世間知がある子なんてそうはいないよ。