化物語のどこがすきか

そんでもって、また化物語を見直している。どこがスキか?結局、「主人公モテモテ」というのは簡単だが、世の中のすべてのことには理由があり、つまりもてもてであることにはちゃんとした論理的帰結がある。帰結とは帰るところ結ぶところである。
 つまり主人公は誠実にして愚直であり、またはじめにもった信念をいつまでもまげられないタイプである。
 つまり損するタイプである。
 だから、女子は寄ってくるし複数寄ってくるし、複数であることにはなんも問題ないし、けして「独占」できないけど「共有」できる男である。対象として。恋慕の、敬愛の、友愛の、親密の、好意の、好感の、尊敬の。