本屋では、「怒り」についての新書が話題のアルボムッレ・スマナサーラ著、「くじけないこと」(角川SSC新書)をたちよみ。ちらっと見ただけだけど。でもくじけないっていいことだね。
 ラジオはキラキラ(tbsラジオ)。吉田豪インタビュアーによる小池一夫インタビューの内容。この人もくじけない老人だ。好奇心がハンパない。75歳にして、ツイッターまどマギについて語り、ミクをも歌わせる。
 オレの理想のタイプの老人である。
 
 なかなか好奇心とスケベ心とを保っていくのは難しいだろうが、この二つを失えばタチマチ立ち枯れの樹のごとくに涸れてしまうのである。
 
 だと思う。オレは毎日仕事でそういう涸れてどうにもならなくなった老人を大量に見ているのである。間違いない。エネルギーの枯渇は人間としての死を意味している。
 想像的に活動できなくなった時点で人間としては死である。
 つまりそれは植物であり、ただ日光と水とでなんだか死なないでいるだけである。
 
 なんてね。