帰宅、いえにかえってやっとゆっくりした。 いろいろあったが今週は疲れた。明日からの三連休をどこにいくか何処へ行こうか決められないくらいに疲れている。いまは休むのがいいと思う。
少女不十分について他の人が書いた感想とかちょっと読んだ。
みな 一応、 真実かも? ってちょっとは思うのですね。ちょっと安心した。
でもこれが真実などであるわけがないに決まっているのである。小説家が本当のドキュメンタリーなんて書くわけないのだ。
小説家は嘘しか書けないのだ。
帯とか全部騙しだ、くそっ。
でもねえ。この主人公が自分を省みない人間(他人のことを優先して考えてしまう人間)というのはそれも違うと思うのよ。
おかしいもの。
本格的におかしい。
ずっと読みながらそう思っていた。逃げ出さない、進んで監禁される、逃走手段を見つけてさえ逃げ出さない、地の文で揶揄しているようなのは誤魔化しのマヤカシであって、この主人公は本当に「お人よしを越えた人格の異常」である。
つまり主人公はUと同一のパーソナリティをもっている。
Uがおかしいのであれば主人公もおかしい。
まあなんでそ、何を書いても虚しい。