そんなときは楽しいことを考えましょう。
いまでも、田んぼとか稲刈りとか稲刈り後の田とかに当たる夕陽と強い風を感じるたびにリリィ・シュシュのことを思い出すのはどういうことだ。こういうのをトラウマってゆうんじゃないのか。
いまは亡きシネマライズで見たあのスクリーンをまったく色あせることなく記憶しているのはどういうことだ。
記憶がおかしいんじゃないのか。
映画が記憶の重要なポイントになっているのは幸福なことだと思う。
とくに映画と映画館ということで。
恵比寿ガーデンシネマとか、よくもよく通った。オレは自分の家でかりてきた映画を見るというのが大変に苦手で、映画館でしか映画を集中してみれないのである。そういう体質。
空間が暗くてその中で見るとどんなものでも没入できる。
長野県に住んでみて4年目になるが長野県にあるスクリーンを訪ねていったことは未だ無い。なんかぜったいがっかりしそうなのである。
映画を自宅で楽しめるような環境を家につくりたいものである。