地方に仕事がない話について。
ないですよ。
てゆうか生きてるだけでなんかおかしいし。
どこから金がくるんでしょ。
オレは病院の勤務である。毎日病院にくる奴がいる。おかしい。こいつなんなんだ、おかしいじゃないか、金が無尽蔵にあるのか・・?
そんなわけない。
金は公的制度から出されているのである。
いくとこないから病院に毎日通う。
本人負担はわずかである、1割とか、無料とか。
病院って制度をやめてほしい。
でもそうもいかないのである。
どうにかして22世紀くらいには「人間の死」についてもうちょっとクリアーで合理的な制度ができないものか。オレの理想は藤子F先生の描いた「0次元」である。もう生きていなくてもいいやと思った人がベルトコンベアにのって0次元へといく、そこは消えてしまうところであり、すべての現世のことを消してくれる、とてもいいところである。
地方には職がない。本当だ。最早「買い物」はネットかあるいはスーパーコンビニだけで行われる。それ以外の小売など、死だ。
死。
つまりコンビニとスーパーだけが生き残る。そこに勤めるしかない。
だって商店街なんてないんだもん。
生きてないもん。
死んでるもん。
なにも手に入らない、そんな商店、なにも売ってない、どこへいくか、栄えている新幹線の駅の前のモールにいく、するとイオンとそれに付随したなんかわかんない大きい店がそこにある、そこで買う、
そこへどうやって行くのか、車でいく、車のない人はどうするのか、行けない、行けないとなにも買えない、なにも手にはいらない、簡単に言うと飢えて貧困だ。
オレは知っている、生活がほとんど破綻している老々夫婦の二人暮らしを、老人ひとりの単身世帯を、そんなところには介護保険サービスなと砂漠に水滴落とすが如しの無意味事業だ。
死を待つのみ。
はやく死んでくれである。