よる

つつじ荘というところでパオの中でごろごろしている。
この時期がぎりぎりだろう。多分夏は暑くてやってられん。このパオには通風がないのだ。(後記。訂正です。幕をまくり上げて網戸にすることができます。)
さて本日の成果。
豊島へいく。
直島から船で半時。晴れていた。早速電動アシスト自転車をレンタルし、島をおよそ一周の旅へ。
元は公民館だった建物を利用してつくったアート。民家を改造した「ストーム・ハウス」。ストームはすごいよ。完全に台風のきたときの日本の民家を再現している。温度以外すべて。ひかり、音、風通し。すごいよ。
棚田では、島外から定期的に通ってる人たちが田植えにきていた。はだかになって水浴びして泥を落とす子供など。
心臓音のアーカイヴではミスで収録されたインストラクション音声を聞いたりし。
豊島美術館へ。これはすごいよ。行かないとわかんないよ。適当に空いているとなおよし。
水滴が床を動きまわり、丸い天窓から空を覗く。昨日、地中美術館で学んできた「空に向かって開いている穴が額縁(フレーム)」というポイント。
空はどんどん変わっていった。
カフェでレモンのケーキくう。うまし。
アシスト自転車は本当にパワフル。島のスケールに最適。
森万里子さんの作品は、光らなかった。カミオカンデニュートリノを観測したときだけ光るんだって。いつのことやら。
豊島は静かでいい。帰ってきて豊島観光協会の人と話す。直島の場合は観光客来すぎてもういいという意見もあるとのこと。当然の。うるさいしマナー悪いやつも来るしね。
船で直島戻った。
つつじ荘にチェックインしてから歩いてベネッセのエリア、海岸近くを歩く。静か。
直島銭湯へ。トイレ含め、かなりベスト。インド風味なのか。象をモチーフのコラージュ、象そのものの屹立、ベンチに仕込まれたビデオでは上半身はだかの海女さん影像。
風呂は白タイル基調色で爽やか浮遊感。持っていったアーユルベーダ石鹸がぴったり。
風呂上がり、その辺のダイナーでコロナビール。猫がわらわらしている。