よる

写真整理は終わっていないのだが、ここでは西炯子「STAY」シリーズ、とくに佐藤くんと山王さんについて。
そもそもが種子島というところでビーチでシュノーケリングでもしてみたいと思っていたが、途中で方向性がかわり、種子島は宇宙、鹿児島で回り流し素麺という方向に向かっていった。
 つまり鹿児島については聖地巡礼なのである。
みたもの。いったところリスト。
・唐船峡で流し(まわし)そうめん
指宿枕崎線鈍行
・谷山の市電駅(見た)
・中央駅
・中央駅ビルの観覧車
蜂楽饅頭
・県立図書館
・かごしまメルヘン館
 このくらいだが。でもかなり自分としては充実度が高い。とくに、「少年」1巻2巻をこの旅に持っていって精読しつつまわったので、デートコースというかよくあの子たちがうろうろしているあたりがどうにも身近であり、かつ、現場をみてからまた漫画をみるとその場面の感じが血肉をもってせまってくるのである。おすすめ。
 
あらためて、オレがどのくらいこの作品にいれこんでいるのかよくわかった。このくらい入れ込むのははみだしっ子以来とも思える。
 入れ込みというのは「その世界の中にオレも入っていってその一部になりたい、とてもなりたい、その世界の空気を吸いたい」という気持ち。まさに聖地巡礼とはそういうことなんじゃないか。
 
九州は遠いようにも思えるがソラシドエアも就航していることだしやすくなったし、またいきたいものだ。焼酎がうまいのはとてもいい。
 そしてまだ見ていない鹿児島の西海岸(鉄道通ってないところ)とか大隅半島とかも見てみたいし、離島の甑島とかも行ってみたい。
 
 しかし島に住むというのはハードであろう。離絶されている感じがそうなのである。ここ長野県はいくら田舎とはいっても東京と地がつながっており車ではしれば何時間かでぜったい着く。どんな雨でも雪でも。離島は雨風台風でもう隔絶である。それはどんなことをしてもどうにもならない。