ゆうがた

以下のリンクに全て賛成ではないが、考えさせられた。

 
http://hibitama.net/lite/archives/27069617.html 
ひびたま : 女が働きに出るとロクな事にならねえんじゃねぇかって話
 
特にやっぱり男女は違うので違う人を同じ条件で労働させるのは平等じゃないってことが気になる。元から男女に両方に育休与えるしかし普及しないのは男女が別の人間だからだ。
 帰ったら続き書きたい。
 
帰ったー(後記)つづきかく−。
 
まず、アレだ、このテーマの中に「働く人間」「子どもの減少」というふたつの項目が入っているということだ。
 日本の労働者の生産性はかなり「低い」ことをご存じだろうか。オレはご存じではなかったので、しらべた。
 URL。
 http://www.jpc-net.jp/annual_trend/annual_trend2012_2.pdf
 労働生産性の国際比較。
 日本はG7で最下位。
 なにがいけないんでしょうね。
 まあこの比較をみると1位はルクセンブルクであり、国際金融センターであり、人口のわりには産出するGDPが大きいからこうなるのである。まあ。
 
 しかし日本における「労働、賃労働」というのは多くのケースで多くの会社で多くの組織で「非効率でありムラ的であり悪い意味で家族的であり悪い意味で悪平等であり悪い意味で能力高い人が低い人の分も補って働いているのに解雇規制が厳しいみたいな」ものである、とオレは思っている。オレの意見ですからね。
 
 で。
 
このような非効率なカイシャなるものの構造は、年功賃金の問題をふくめ、なかなか変化しない。しないけど、かつてはカイシャにつとめるのは男だった。
 女性は「めったにつとめないし、つとめてもすぐやめる」と思われていた。
 それはいつの話か?昭和の、WW2の後の話だ。ちょっとの時代だ。
 
 昭和のWW2前とか、大正とかは、そもそも「カイシャ」につとめる人などはぜんぜん少なかった。
 
 URL.「近代日本における農村過剰人口流出と都市労働力の形成」
http://dspace.lib.niigata-u.ac.jp:8080/dspace/bitstream/10191/6355/1/01
 面白いですわ。農村から出てきた二男三男は都市に滞留する。そして「雑業」につく、あるいは「人夫」である。男女がほぼ同数で生まれるとして、そうすると当時(明治から)の農村では女子が余っていたと思うのだが・・・ああ、売られるのか。
 
 では出生する子供の数はいつごろから爆発的に増加したのだろうか。
 URL。
 http://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/html/hpaa200801/08060518/007.htm
 http://www.garbagenews.net/archives/1880343.html
 この二つのサイトで、出生する子供の数と、日本の総人口の推移がわかる。最初の国勢調査って大正9年だったんですね。当時の日本人口は5596万人。
 
 まあざっとみつもって1973までは子供はばんばん生まれていたのだ。しかし1918から1973の間だけ見ても日本の情勢なんてめちゃくちゃ変化している。子どもばんばん生まれていたときと同じことしようとしてもどこを目標にすればいいのかわからん。
 
 一方で現在の日本は見た目だけ「かなり失業率の低い国」だ。そのまた一方で「非正規雇用という形態がくろい霧のようにひろがって貧困を拡大させており貧富の差は拡大の一途をたどっており」ともいわれる。
 
 話がとっちらかったわー。
 
 この上女性が女性性を蔑視するミソジニーの話もあるしなー
 
 かんたんに手を出す話ではなかった。でもひびたまさんの言葉の中でいちばん考えさせられるのは、
「そうじゃなくて妊娠・出産って女にしか出来ないスゲエ事なんだ!命作ってんぞパねえ!という女性に対するリスペクトの気持ちが大切なんだと思います、特に男。」
 という文です。
 どうしてもねー産休育休で休んでいるときに、なんか割り切れないものを感じてしまうのだオレは。
 正直いって。
 非正規には産休なんてないとかいうのだが、
 世の中はこんなにも差別と格差だらけで、
 それでも日本には叛乱ってなかなかおきないなあ。
 
 個別の話でするしかないのかなあ。