[ジャンプ感想]2013 12 03。 新春1号

日付はオレがジャンプをよみおわった日であります。
 
アイアンナイト 
 新連載。絶望からはじまるものがたり。平凡な少年に与えられていたものは、両想いの嫁、いい父、そして絶望からでも始動できる気力。ありすぎ。そろいすぎ。こういうのが少年マンガの「憧れ」だとは思いますが。
ソーマ 田所ちゃんの大見せ場!ああ頑張ってるねすごいね。そしてなんと実写グラビア田所ちゃんもコラボ企画で週プレにのるとか面白いなあ。田所ちゃんが一番のヒロインだってみんなにわかってほしい。
トリガー 戦略というか、考え方というか。最後に勝つのが勝者だ、というか。
暗殺 敵が強いと闘いは面白い。
ナルト だんだん、ちょっとコミックス買ってみたいとまで思うようになってきたよ。世界で読まれて共感されているのは納得できる。ひたすら、ひとつの価値を最優先してやってきた男がすべてのまわりのものをも動かす(動かされる)ようになっていくサーガ。すごい。
黒子 赤のすごさってまだオレにはよくわかんないの。
トリコ ふうーん:・・・・地球なのかなんかなのか。
ハイキュー 負けたくないという心があるのか、あるんだろうな。
ソウル 悪役を引き受けるというか。しかし実際ほんとにオーボエってものすごく難しい楽器ですよ。まあオレはヴィオラだったんだけど(オーケストラの話)。
斉木 いけませんね。事件解決。
ニセコイ 水着で客寄せするのはいいと思いますが。でも今回妹が地味だったなあ。やっぱ姉の前では霞むのか。
ハチ ひさしぶりだねテッキン。やっぱヒロインがいないとはじまらないよ。今回は最高によかった。虜囚の姫であるからして。しかも手厚くもてなされている。最高。古今ある「さらってきた姫を手厚くもてなしておく」タイプの話は大好き。価値あるものへの接遇。お付とかいるからね。
磯部 だんだん面白くなってきた。Gの話はともかく、敵がやってくる話(巻末)、かなりいいぞ。今後もこれを期待。
銀魂 いかんえ。それ殺したらいかね。
ブリーチ 世界の有りかたがギリシアっぽいなあ。神話の悲劇。
こち亀 いいのかねえ。どうなのかね。しかし実際「しゃべる子供の人形」はタカラトミーさんから発売されており、これがまた、けっこういろいろ喋るし、うちの母がそれと会話していたりしてけっこう気味悪いのだが、まあ売れているんだろうなあ。そういう世界の時なんだなあ。
べるぜ あれ、フィナーレに向かってるの?
焼野原 ドベではありますが、なかなかいいですよ。食い物大好きというヒロインの新たな側面。
 
 今週は当直とかあって遅れてしまったが、けっこうおもしろかった、いいと思う。ワンピがなかったが、そんなの気にしないくらいの感じ。
 オレはいつも目次ページを見ながらこれ書いているのだが、大きく取り扱われている三作、アイアンナイト・ソーマ・トリガーの三作がどれもかなり比重大きいというか、お話が濃い。シリアス。次世代のジャンプの中心を担うかもしれない感じ。
 もちろん、ナルト・ワンピ・ブリーチといったずっと長く大黒柱であるものどもは現役ではあるものの、時代はだんだんと変わっていく、ブリーチはおそらくそのうち終わることになっているから、トリコ・ソーマ・黒子あたりがそこに入っていくのだろう、トリガーが入れるかどうかは微妙だと思う。トリガーには決定的に欠けているものがあって、それが「華」だ。キラキラ。
 どうしてもこの作者のもつ絵柄とストーリーではぜったいに「華」が登場することはないだろう。
 だからジャンプのようなメインストリーム雑誌では傍流にならざるを得ないと思う。
 
 違う雑誌なら違うだろうけど。