よる

家についた
この
アパートが
オレの
家である
実家はもはや家ではないのである 
 
うなぎは旨かったが
 
ああつぶれたのかあの鰻屋
まあ
爺が膝関節イカレたというならしょうがあるまい
後継者もいないし
 
なんだかんだ
映画に勇気づけられて
まあなんとか「生きる」ことをつづけていこうと思った
どこにいっても困難あるし
あるだけまああるんだと思っていればそんなにダメージや窮乏感がうすれるだろう
 
午後に家についてそのまますぐ洗濯してしてるあいだに自慰して
あとは職場にいって仕事であるし時間かかるしこまごましてるし
 
と思ったらもうサンデースポーツ杉浦さんの時間になるぜ
杉浦さんの時間だぜ