午後

 と思ったがまずは
気分のたてなおし
本屋で立ち読みというか背中を眺める
「ことりっぷ」表紙のナチュラル女子がものすごくかわいい
図書館にいく図書館はいい
新聞をよむ
1月末の朝日の論壇時評を読む
「高負担高福祉」という路線を
日本では
高所得者低所得者も皆が見捨てている方向にきている
それは
日本では「低負担低福祉」が定着してしまっていて
そしてかつ負担の累進性が崩壊してしまい
貧民は声をあげない
諦め
 
今日は日曜で各新聞は書評をのせ
聖霊クリストファーの教授が書いた(編集した)
「サイレントマザー」という本

サイレントマザー: 貧困のなかで沈黙する母親と子ども虐待 単行本 – 2017/10/30
石川 瞭子 (著)

 つまり母子家庭の貧困にあっても声をあげられない
挙げる方法もわからないし
多くは虐待の連鎖や
精神疾患
栄養不良
実態へと届く手がどうやって手を届かせるか
 
他にも
鹿児島県における精神病院の長期入院とその後の展開(自宅へかえって訪問看護やその他サービスによる生活維持)について鹿児島県人が調べて書いた本とか
 
介護保険での「自立支援」の自立ってなんだいという話とか
 
本人の意志は本当に反映されているのか
 とか
 
世界は日本は社会はいろいろな様相に満ちている
多様性
 
そういうことに目がいくようになったことが
多分オレの
人生で
得たことではないのか
 
とはいえいまのこの人生以外のコースやルートというのは
まったく
考えられず
 
バイトに行ったところから先はどん詰まりなのである
 
よくもなあ
バイト人生(資格などなにもなし)から
資格いちおうありますに
復帰できたものだ
 親に感謝しなくてはならない
あといい友人
LAMYのボールペンがあんなに高価とはね
 
一生使います
 
図書館でちょっと気分が持ち直しできた
嬉しい
 
とおくにいる
いい女性も
日曜を過ごしているだろうか