映画「映画 ゆるキャン△」について

これが正式名称ですかね

 

 

オレがどういう立場かといえば

・原作マンガ未読

・アニメ1期2期フル視聴すみ

・実写ドラマ視聴すみ

以上です

 

たいした経歴ではないのでほっといてほしい

 

さて

 

そもそもアニメ視聴者としていえるのはこの作品の

根幹にあるポイントは

「キャンプたのしい!」

である

 

しかしキャンプたのしいと言えるのは

それなりにキャンプを経験してからのことだ

はじめて行ったキャンプから楽しいということは

滅多にない

 

だからこそこの作品におけるキャンプ歴のもっとも長い登場人物

であるしまリンだって最初は大変だった(料理がうまくいかず母のさしいれの

カレーカップヌードルを食うハメになった)というところが

序盤にあるのである

 

なでしこはしまリンからキャンプのイロハをおそわる立場で

 

そして大垣とかイヌ子とかはつまるところ実践をともなわない人

であった

 

結果的にグッズを充実させ仲間と協力することでキャンプは

たのしくなるが

 

そこはアニメなので脚色がはいっており

 

(しかしここでリアルキャンプのあれこれを語ってもしょうがない)

 

ともかくものごとには良い面と悪い面

楽しい面とつらい面

かならず両面があるものだ

 

友人とのつきあいだってそうなんだけどさ

 

さて映画である

 

高校時代にキャンプをたのしんだ(そしてあやうく凍死しかかった

こともある連中もいる)仲間であるやつらは

いまは社会人となり山梨愛知東京神奈川県といろんなところで社会人を

していた(働いていた)

 

ここでオレがそもそもアニメ1期から

すきではない

キャラクターが

今回の映画のある意味では話をすすめる人間であることに気が付く

大垣である

 

もうしわけないがアニメ1期からずっと大垣の中に好きになるポイントが

ひとつもなく

そうではないポイントがたくさんある

 

映画でも

とつぜん名古屋におしかけてくる(しまリンがもう一宮の自宅に

かえってから連絡してくるからまた名古屋市内まで戻らないといけないでは

ないか)し酔い方がきれいじゃないし

深夜タクシーで長距離を利用するところが最初からいただけない

 

何万円かかると思ってんだ誰が払ったんだ

なぜそんな大金をだせるんだ

 

そして

なぜ県の部署に就職して企画を発案できる地位にいる?_

 

オレが今回の映画で一番ひっかかるのはここである

 

山梨県の中の自然あふれるいいところの場所にかつて青少年

野外活動センターみたいな施設があったがしかし廃れて

いまはなにもつかわれていない

ということはそこは県有地である

 

キャンプ場をつくりたい

 

という気持ちがあるのはいい

 

 

しかしやるならおまえら自分たちで土地を買う借りるのところ

からやるのでなければ「私たちのキャンプ場だ!」とは

言えない

だろ

 

いやさ別に私たちの

ということじゃないんだよ!

 

という意見もあるだろう

 

しかし映画の中の5人の活動はどうみても「私たちのキャンプ場を

つくるためにがんばろう」という活動である

 

実質は県の施設の造営に無賃で働いている奇特な人たち

というだけのことである

 

それはおかしいし変だし責任は誰がもってるんだい

 

ということである

 

なぜ計画をたて案をつくりおおまかな設計をするところ

5人がそれをしていいのか?

 

税金でやってるんだぞ??????

 

ということがどうにもひっかかって楽しめない

のである

 

もうしょうがないのである

 

オレはそういうことを気にする人間だというのはなおせない

 

しかし愚痴っていてもはじまらないので

この税金のことをここまでにしよう

 

それ以外の感想:

もう根拠もクソもない感想だけ書く

 

リンちゃんサビ残はやめようね

やりがい搾取されてない?

 

八ヶ岳のあの温泉は(行くとわかるけど)そんなに

いいところではない

 

オレは本当はゆるキャンが好きなのにいまこういう気持ちになって

しまってかえってよくなかったと思っている

 

細かいところは好きなのに

 

いつまつぼっくりがしゃべりだすのかずっと待っていたし

 

料理だってうまそうだった

 

アルコールはいまオレが断酒の身なのでたのしめないが

 

家族が仲良しなのはみめ麗しいし

 

「楽しみを他の人にも味わってほしい」と思うこころは

いいものである

 

実際のキャンプ場における人間のみにくい様子などは目もあてられないものがあるのでアニメでの理想的なキャンプ客たちはいいなあと思うばかりだ

 

ソロキャンも流行ってはいる(さいきんいってないからしらない)が

実際に

現場にいっておっさん初老一人キャンプ人間がいるのを

(オレも一人だが)見るとそんなに麗しいものではなく

偏見承知で

おっさん一人がぞろぞろいる風景は不気味である

それでオレは一人キャンプにいくのは登山以外はやめようと

思ったのだ

 

また

 

キャンプ場スタッフは基本的に客にフレンドリーではない

のは

フレンドリーになどしていられないからであり

いわば戦いである

客は心底勝手だしスキあらば荒しにかかるやつばかりである

夜に音楽大きい音量で鳴らすようなやつらであり

深夜にいたっても話し声がうるさいままのやつらである

 

個人的な呪詛になってしまった

 

こんなはずじゃなかった

 

つくづく税金さえつかわないでくれたら

キャンプアニメとして成人しても楽しめたのに

 

そこだけです