プリンセスチュチュ全26話終了。
はあーーーーーーーーーーーーーーーーー・。ハッピーエンドだというのだ、ナレーター岸田さんが。そうじゃないだろと思っていたが、今では、これはハッピーエンドだという気分になっている。もちろん号泣したが。それでもよかったと思う。当初は鳥のアヒルに戻ってしまったらもう誰からも振り返られないのだろうかと思っていたがそんなことはなかったのだ。そして最早問題は王子を愛するかどうかではなく王子が愛する方に移っていったのだ。あひるのすることはあひるのすべきことだったのだ。こころをとりもどさせることができるのはあひるだけだったし、それはドロッセルマイヤーが気まぐれでアヒルをあひるとして物語の中に投げ入れなかったら絶対に王子が王子に戻ることはできなかったのだ。そして王子が王子にもどったならば愛する相手はるーちゃんただひとりに決まっていたのだ。あひるはアヒルに戻ったが本当にふぁきあがいてくれてよかったとおもう、今おもうと猫先生といっしょにバレエのレッスンをしたことなど夢で見た話のように思える。
ヒルに戻っても死ななかった。本当によかった。
それにしても26話で一番美しいシーンは自分としては絶望の湖の底で瀕死の白鳥を踊るるーちゃんのモノクロームな姿だった。本当にきれいだった。アニメーションで、人のあんなにうつくしい姿をみたことはかつてなかった。