Buono!紺 千秋楽感想

時間が早いのでさっさと新幹線に乗れて9時半には地元駅って夢みたい。
さて初日初回と千秋楽夜とだけ見たわけだが、勿論微妙な変化や工夫が付け加えられていて、とてもよかった。「(虹を越えて)」の愛理さんの声は、凄く良くなっていた。オレの主観。確かに太い、強い声がまっすぐ響いた。愛理の声が細いなんて誤解だ。強くまっすぐ遠くへ届かせる。
よく言われるが、ハローの子らは、沢山の数こなすライヴを通じてだんだん歌う曲がうまくなっていく、というのがある。
それはあるだろ。
理想としてはライヴ前には集中的にリハを繰り返して初日にはある程度完成したものをお客さんに見せるべきかもしれないが、現実、ハロヲタは「成長過程」が大好きだし、これでいいんじゃないか。 
アンコールのラストで「じゃなきゃもったいないっ」をやってくれたのは素直に嬉しかったなあ。
 
大袈裟なことを言うと、Buono!は一つの奇跡だと思う。ハローに、今まであまたの「ユニット」が生まれ、そして消えていった、おとめ組セクシーオトナジャンZYX、あぁ!。どれもいいメンバーで、いい曲で、いい組み合わせで、もっともっと続けててほしいのに、すぐ終わってしまった。
はじめはBuono!もそうだと思ってたんだ。
でもそうじゃなかった。
おそらくは、あの事務所ではなくポニキャの意向が影響しているものと思うけど、それにしても一貫して「ガールズロック(ちょいパンク)」を続けて、ライヴでのキラーチューンをいくつも持つようなユニットになった、成長して。「れでぃぱんさぁ」のような盛り上がりが、一いったい誰が、あそこまでヲタが熱狂して踊り狂うハイテンポの、女豹のポーズの、かわいく突き出す桃の桃尻の、そういえば後半の黒地のキャミソールの柄はよくみたらクロスラインだったよ、Buono!最高。愛理のムフー。