に、ショックじゃないけど、ショック。
堕ちたーって感じ。
まあ交通費とか大変だしなー
 
ショックをやわらげるために最近の本の買い物
日々是敗北(GUM COMICS) 桑田 乃梨子
アマゾンみて、タイトル買いした。おそらくはコミックエッセイ。そのとおり。くわっ太先生はもう本当に大昔から見ているが絵がかわらんのう。あたりまえか。細く長くですばらしい。おちつく。
娚の一生 2」 西 炯子。
まさか長期連載になるとは思ってなかったがそうみたいだ。しかし苦しくてなかなか読めない。いったいこのマンガをどういう人が読んでいるのだろうか。さいきん見た書評で、まあDankogaiさんのところで「おいてけぼりの毒女です」について書いたのを読んだのだが、そこに、「今の自分を、今の自分は嫁に欲しいだろうか」という一文があって、まああれだ、オレを振り返ってみれば果たして誰がオレのようなものを婿にほしがるだろうって話だ。そうですね。それはそれとしてもちろんこの話、「娚の一生」は、ファンタジーだ。世の中に「シルバー半分はいっているけど池面の大学教授で独身で離婚歴もない」ような人は、いないのであるよ。いないのであるよ。同時に、「いつも男にはもう妻とかがいるような仕事はやり手で実力ある美人の独身」もまたいないのであるよ、わずかに条件をずらすと実在の人物になるのだろうが。
つまりゲンジツはもっと身も蓋も無い。しかしそこをリアリズムとかいってみつめていてもぜんぜんおもしろくないし少女漫画なんて娯楽である。もちろん少年マンガも娯楽である。たのしくないとよめない。たとえ切ない話であっても。
 そこでそこにいる「つぐみちゃん」は、もうなんかおそらくは独身女性としては理想に近いというか、ああなんかいろいろ回帰してきたが「頭のいい子」のその後なのである。ゲンジツに立脚しすぎていてどうにも。
 そりゃまわりの男がほっておかない。 理想である。