まあ今日は、北アルプスはだいたい全部雨曇り雨曇りだったわけです。ずいぶん豪雨にやられました。でもオレのアメ横で買った軍用品ズボンはちょっと止むとすぐ乾くわけです。高性能ですね。しかしゴアテックス上着はストックを使っていると上肢を上げるたびに袖が上向いて雨水が流入―。もうオレポンチョ派に変えるわと思いました。
 雨はつらいですね。
 
 でもざんざんふる雨の中を普通に歩いているのも楽しいものです。べつに死ぬわけじゃないし、ものは濡れるけど自分は普通に歩いていけるのです、滑るものとか踏まない限りは。
雨で普通に歩くのはちょっとつらいものもありますが、非日常と言う点では満点に近い。雨のざんざん音をききながら歩いて歩き続ける。まあ歩かないと帰れないのでとにかく駐車場まで歩くのですが。登山は本当に自己責任ですねえ。登った分だけ歩いて下る、下る体力ないと帰れない。帰れないと遭難だ。そうなんですね。気の毒に。
 
 三股駐車場から林道歩いてさてやっとここから登山道ってとこにはじめて会ったのだが強制人がいた。
 つまり「登山届を書かせる人」である。
 このおっさんが近寄ってきて、登山届を書けという。ましてや書き終わったものを箱に入れる前にこのおっさんがまじまじと眺めてチェックするのである。
 
 まあ、遭難多発とか滑落とか、地元の遭難対策協議会のみなさんの御苦労は本当に痛み入るというか御苦労さまですと思うのである。
 いっそ、遭難とかしてもそれは自己責任だから公共の警察とかに任せたらいいと思うのである。
 人命が第一とかいっても所詮勝手に山にきて勝手にどうにかなるやつらである(オレ含む)。
 いつも思うのだが登山届はどういう役に立つのであろうか。
 遭難して死んで死んだやつの身元を調べるのには役に立つであろう。
 それ以外に>?
 
 遭難はもう地元の方々の手を煩わせることは無いと思うのである。ほっておけ。死んでも死ににきたのだと思ってくれたらいい。
 警察と消防と自衛隊に連絡はするけどそれ以外のことはできないということにしたらいいと思うのである。
 ついでに言うけど消防団が初期消火に活躍して役に立った事例をオレに誰か教えてほしい。