どう感

しかし、それでもひさしぶりに人ごみというものに行ってみてよかった。
軽井沢プリンスショッピングモールに行ったのである。2回目>?か、3回目くらいであるからまだ新鮮である。駅から本当に近いのねえ、歩いて。
 父にわたすポロシャツはプーマショップで買った。
 アウトレットというのはサイズとかけっこうバラバラでそのかわり安いってもんなのね。スニーカー物色しててサイズがほんとにバラバラというか大きいのは比較的よくのこっていてね。
 ぶらぶらするのは楽しい。
 ブルガリで長財布がほしくなる。54000くらい。
 トゥモローランドにフランス産の178000くらいの革のジャケットがあり、89000くらいまで値下げしていたが、それでも贅沢品というほかない。黒青灰の色つかい、その手触りは本当に柔らかですばらしい。ジャブジャブ金があれば買っていた。
 ユナイテッドアローズとかバーバリーとかGAPとかビームスとか、けっこうぶらぶらして、まあ何も買わないが、そうだなあ緑の明るい下地にピンクの小さい水玉をあしらったネクタイは欲しかったな。さわやかだったから。
 
 人々はわりと普通だったがもちろん草競馬に集まる人たちとはかなり異質であるーーーが、一部重なってる人もいた。面白い。
 あと男性ファッションというのはむつかしいねえ。オシャレなおっさんやおしゃれなお兄ちゃんはたしかに少数いたけれども、なかなかこれはいいという人はいなかった。日本人がうまい着こなしするような日本の伝統というのはもとから言えば和装しかないかもしれない。
 帰ってきてNHK−Eテレで「吟う」番組をみた。自然の庭みたいなところで3人の堂々たる和装の男性が秋を吟じていた。もちろん芸人のやるようなパロディではなく本物の吟じるひとである。超うまい。朗々たるってのはこれである。羽織に袴である。シンプル。超にあう。しっくりきている。そんなもんか。
 まあ他人からみてみっともなくなければそれでいいとは思うけど。