あさ

嫉妬や憎悪にまみれた黒々した夢をみて目覚めたので寝ざめがわるい。
それらは根深く色濃く隆々としており、まったくオレん中から消える気配がなく、こりゃずっとつきあっていかないといけない。うんざりでありやれやれである。
 どういう夢だったかというと、電気工事(かんたんなもの)であり、なんでもそれは簡単なので、素人であるオレもいっしょにやるハメになっている、やったあとで、工事のユニフォームのクリーニング代払えといわれるタイプである。なんでオレが金ださんといかんのだ。
 という夢が、身近にいる職場の同僚の顔をして出てくるのであるからあきらかにオレが「普段公にできない憎悪をもっているので、そのことにオレは底流で噛みあわせの悪さを感じており、代償的に夢でこれを整理」ってことなのである。よほど強いのだろう。それを、その感情をもっていると社会的には不具合ではあるが個人的にはその憎悪が大事なので捨てられず壊せないのである。
 まあいい、あるものは仕方がない。
 
 どこにいっても逃げ場みたいなものなどないのである。
まあそれも当然で、オレの感情なので、オレがつきあっていかないといけないのであるし。