ひる

昼ごはん。
スーパーで買い物。えび天がほしかったが無かったので小エビをかためたエビカツ、と、コロッケ。 家にあったじゃがいもとニンジンとブロッコリを茹でる。
 米(ミルキークイーン)。
 スープ(野菜の茹で汁にコンソメ)。
 ああうまい。こんなにちゃんとした昼を家で食べるなんていつぶりだろう。うまかったから写真撮る間もなく食ってしまいました。
 
 食後のミルクコーヒー。
 夏目三久の東京ナビゲッチュをきいている。オールリクエスト。フォリナー、ドリカム、カーペンターズ。年代的にオレよりちょっと上ですなあ。でもとてもいい。AMラジオはこういう感じです、現代日本
 夏目ちゃんの声と読み方。 永遠の素人って言い方もできるし、ものすごく丁寧とも聞こえる。まあオレはもう好きがこうじているので客観とかないし。
 
 アル中病棟 失踪日記2 読了。
 一番印象に残ったのは、看護長が書いた二重丸である。外側が人格全体であるが、中心の丸に酒が入っている。酒中心人間。それが、酒を断って、これからの人生をやっていくということは、中心に空白ができるということだ。 
 じゃあそれをどうするのか。ドーナツ状態では人間は生きていけないのである。鬱も来るし、なにか別のものへの依存も生まれかねない。
 なにかをしないといけないのだ。
 (完全になにもしないと、なにもしないことに慣れた人間はかならず認知的な問題を発生させる。)
  
 そんなことが起こるのが酒のこわさだなあと思う。
 小田嶋・中川対談で、中川氏は、いったん酒をやめたが、また再開しているということでこれスリップじゃねーのか。こわいなあ実況。
 
 しかし。
 まああれだ。オレとしては幸福な子供時代があってなんとか成人させていただき、40年以上も生きたのでこれでいいんじゃないか。別に。他人と比較するのはやめろとアドラーも言ってたし。絶対評価としてはまったくもって満足でありここから先は余生である。たまたま生きているので、それを継続するためにおかねがないと食べていけないが、しかしたまたまなのでどうしても継続しろとか何かを達成しろとかは無いのである。
 というか日本の高度成長期に生まれるというのはけっこうレアな話で、こういう国は人類史の中でもここにしかなかったのである(そしてもう消えたので空前にして絶後であるということだ)。
 それで幸福に生きた(子供として)。
 
 それはありがたい。
   とすればあとはなんかね、社会におかえししたいみたいな、そういうことを言いだすわけだ。パターンとして。もちろん偽善でいいんだけど。