あさ

おはようでござる。ござんす。
 
ベッド問題について詳しく書く。
葛藤がある。
 まあね。

コイルスプリングというものが中に入っている。たくさん。それがたくさんあるとクッションの力が発生。寝ても押し返される弾力性。
 30年以上オレはこのベッドで寝ているがクッションがへたっていないのである。つまり高級なのである。
 いわゆるもったいない。
 しかし表面の布地はさすがにすれて傷んで一部が損傷しているのである。
 
 そしてでかい重い。二人でやっとアパートの二階に上げられるかどうかってとこである。
 あまりそういうものを所持しつづけたくないのである(放浪だから)。
 
 ううむ。
 しかしいろいろ試したいのも気分としてある。
 
 基本、いろいろである。
 
 昨日も橋本治連載で「50でデビューして75までの25年間現役」の話を読んでいて。北斎なんかもっとすごくて90近くまで現役。その北斎は引越し魔で生涯に何回したのかわからない。75歳で56回とか’(wikipedia) 。
 そんな人が重いベッドなどもっていたわけがない。
 
 べつに北斎になりたいわけではないが。
 橋本治はいつものように「一度もサラリーマンになったことがない」と語る。雇われた雇用契約ではないという話である。
 そしてそういう「自分で自分の人生を成り立たせるために毎日が戦いだ」という中ではものを考えざるをえないという話である。
 そんな中で50になれば経験もあるわけだが、
 (このあたりからオレの考え)
 経験があるというのは「何も考えずに雇われてやってきたのほほん」ではなくてちゃんといろいろ試行錯誤で作品をつくってきた評論を書いてきた継続の上での50歳である。
 だったら75までの体力があればやっていけるだろう。
 
 そういうのがオレの理想だってハナシ。作品評論時評、いろいろを媒体が買ってくれればという。まあいまは自分で売る時代なのかもしれないが。ネットで。それがどうもなあ。他人のふるいを通ってないという点で。レベルの問題。あるいはクオリティ。