よるだ。失敗人生という言葉を思ったが、まあ、失敗と成功とのあわいというか分岐点というか、まあ、名は残らず失敗の記録は残るというか、残るだろうしおそらくはそれはオレが遠くで過去をふりかえるときにあれはだめだったダメだなあうわあん、みたいな。
まあそこそこうまいものも食ったからいいか。
おもしろい小説も読んだし。
他人から蔑まれるのはまあいいし。どうでもいいか。
オレが怖いと思っているものごとはどのくらいの時間で鈍麻するのかは知らないし、いつまでも鈍麻しないで鋭くオレを痛めつけつづけるのかもしれず。
ともかくも日曜が暗いのだけはどうにかしろ。このままではどうにもならない。さいわい歩けという指令がある。雨がふっても歩け。あたらしいゴアの雨具を買え。金をつかえ。おうよ。