よる

幸せを感じることがあった。よかったね。
 
未来について語ることはだいたいなんとなく希望的観測もあって希望がほのかにうまれてくることを感じられる。たとえオレがおっさんで初老であるとしても明日はたぶんまだ来るし、生きているし、思考がある。
 どこかでそれは断ち切られるのだが、それがいつなのかはオレは知らないし。
 
 まあ幸せであることを知っていることが幸せの秘訣なのだろう。
「人間が不幸なのは、自分が幸福であることを知らないから」
だそうだから。ドストエフスキー、悪霊。
 
 いやまあそう、マジで、そうなんだろう。
 
 恵まれているからだ。