ゆうがた2

いや、私ことオレは毒男45歳ですし子供もいませんし、とくにいきていくためのモチベーションmotivationなぞは持ち合わせていませんよ。自分の生きていること自体は『生存の欲求』があるんだとは思うんですがこの先になにかいいことあるかというとついにもう無いんじゃないかとも思ってきているのであった。子供も妻も持ち合わせず。
 しかしそういう人がいろいろいるわけですよ、中高年か老人かどっちでもいいんだけどそういう「家庭がある人ではなくて独居住の人」がいるんですよ男でも女でも、たくさん、そのへんに、うようよいるんです。
 それらの人は他人であってオレから見ればべつに他人の運命なんかどうでもいいんですよ。本来。
 
 しかしたまたまオレの仕事が「介入する」仕事だったんですね、介入っていうとよくわからんが、「斬り込んでいく」ものであって「ずかずか侵入する」こともあり「そしてなんとずけずけとプライベートを訊いてみたり身体に触ったり動かしたりしていく」ようなものなんですよ。それが「医療的に効果がある」んですって???
 いやん。医療的とかいうからいけないとおもうんだが。