よる2

多くの場合、試験への真剣さとは、それの結果によって今後のダメージがどのくらいか、ベネフィットがどのくらいか、プライドを傷つける度合いはどのくらいか、それらが考量勘案され、これはもし落ちたら大きい破滅が人生を立ち行かなくすると思えば必死、まさに必死というか死、死にたくない生きていたい、というか蔑まれることはいままで何度もあったがはたしてそれ以上の屈辱にて舌を噛む衝動とはいかばかりか。烏賊ばかりか、蛸ばかりか。今年は烏賊も鮭も秋刀魚もなにもかも不漁にて収穫すくなく頸くくるのわざなり。