メモ

図書館新刊かりてきたが面白いかどうかは

わからぬ

とりま

メモ

『エクストラライフ なぜ100年間で寿命が54年も延びたのか』

ティーブン・ジョンソン 朝日新聞出版

 

・引用

ここ2~3世紀で

人類の命を救ったイノベーションのリスト

数百万人の命:

エイズ・カクテル療法

麻酔

血管形成術

マラリア

CPR(心肺蘇生法)

インシュリン

腎臓人工透析

経口補水療法

ペースメーカー

放射線医学

冷蔵

シートベルト

 

数億の命:

抗生物質

二又針

輸血

塩素消毒

低音殺菌

 

数十億の命:

化学肥料

トイレ/下水道

ワクチン

 

ふうむ。。。。

二又針とは?(オレしらないので)

 

ほお

天然痘を撲滅するための種痘に用いる先が二又になった針

とのこと・・・

ふうむ(はじめて見た)

 

つまるところ医療

それは感染症を知ることと闘うことの

歴史じゃのう多くの場合

 

でもこの本に

それらの物やコト(行為)だけではなく

 

6つのイノベーション

(地味な)

もリスト化されているので書いて引用してみよう

 

・ものの見方のイノベーション

放射線をつかって体内をみる

地図をみる

プロットする

展開図をみる

分布をみる・・・

 

・ものの数え方

統計をつくる

平均という概念と数えて寿命を割り出すこと

 

・試験方法

RCTランダム化比較試験 (Randomized Controlled Trial)

によってはじめて

「客観的な治療評価」ができるようになった

 

・つながり方(ネットワーク)

おそるべき人間と物資の移動・・・

 

・発見方法

土の中をさがす

洗ってなかった試薬皿をつかう

 

・展開方法

いいものでも広めていかないと定着しない

ワクチンについての教育

低温殺菌牛乳の宣伝による普及

そう

広告!

 

結局なんでもそうなんだが人類の歴史というのは

なにかこう

これはまずいな

とか

どうにかしたい

ってことがいつも必ずあって

それについて考える人がいた

ってことになるのかなあ

 

それにしてもだね

トイレ/下水道

の展開こそが人類を人類たらしめてるんだ

思うねえ・・・ほんとに

 

この本はファクトを並べる本なので

文章がおもしろいわけではないが

「現象の背景を分析する方法」としておもしろい

と思うのよ

だからリストを引用しました