kitaku 帰宅

いい日曜だった

 

あさに早起きして(いつもと同じです

つまり毎日早起き)

三好市へいく

バイパスで走った後に蒲郡から東名高速である

はやいね

 

映画は「FLEE」

アニメで描いた(実写だと実在の人物が政治的に迫害される恐れがあるため)アフガン難民の

実話である

くわしくはあとで

 

あとは昼から

豊田市三好市のとなりです)で

豊田市美術館

あらたに今月から「モダニズム」である

正式なタイトルは「機能と装飾のポリフォニー 交歓するモダン」である

1910年代から30年代は、西欧を中心に世界で様々な「モダン」のかたちが現われた時代。(中略)本展は、包括して紹介されてこなかったモダンデザインと装飾芸術、ファッションを一堂に集め、その関わりに焦点を当てるもの。

 

それは20世紀のお話である

あたまから

もう

「新しいデザインと意匠によるプロダクトそして芸術による生活の改革」である

それはもちろん19Cにモリスなどによって「芸術が生活の中にある」ことが下地としてすすめられてきたからですけども

このへんのことが好きで興味あるので積み重ねで

だんだんわかってくるのは楽しい

 

モダニズムでくくると

ウイーン工房であり

そしてフランスではUAMであり

ドイツでバウハウスであるが

もうちょっとこまかく言うことができる

できるというか

歴史に名をのこすデザイナーたちもみな

ここの流れの中にある

ミース・ファン・デル・ローエ

ル・コルビュジエ

オレがいままでしらなかったのはUAMだねえ

 

madamefigaro.jp

 

まあ団体名はいいとして

かれらのデザインはたとえば「室内総合デザイン」として

建築と家具に区別なく総合的にそこに配置する

ように計画をたててデザイン画を描くわけだが

これがまた美しいこと

立体視できる斜像で室内を描き

色をつけて

まあかわいいこと

「郵便局」とか「映画館」とか

いまそれをみると近未来的とさえ言える

はじめにそれの展示があってガーンとやられた

 

まあもちろんファッションや家具やテキスタイルなどあとにたくさんあるんだけど

ともあれ

金をかけた芸術から

雑誌にみる「ファッション」「憧れの室内装飾」など

すこしずつそれは大衆の生活へとおりていくのである

世界にもひろがる

憧れのデザインは欧州からアメリカへそして日本へも

テキスタイル(くりかえしパターン)は日本の浴衣のデザインにも波及

戦前(1930年代)の日本の雑誌でも組み合わせのデザインの椅子の設計の紹介とかね

まあ日本では和洋折衷にしかならなかったのだが

まーおもしろいことである

ともかく絵画芸術じゃないところでこんなに機能を重視した「デザイン画」がすごくかわいいのをみるのが

新鮮で

大好きです

 

あとコレクション展で

ものすごい巨大なやつ(黒い紙はったキャンバスに炭で描く!)とか

図と地がさっぱりわからぬ

眼前でみていてもわからぬ

 

山本糾のシルバープリントがたくさんあってたのしかった

 

などときりがないのであるが

 

宮脇綾子先生のアップリケ作品は毎回たのしみで

今回の「あっ、おじいちゃんだ!」「踊る男女(はにわ)」はすごくユーモラスで

たのしいのよ

いつも楽しい作品ですよ

 

ともあれいい日だった

天気は熱かったが美術館内は冷房がややさむかったね

オレがTシャツだからだけどさ